日本と海外

日本と海外の国の比較と名古屋愛知情報

名古屋むかし話

名古屋むかし話

 

 名古屋心中

 

中区正木町にある闇森八幡を舞台に、1733年に遊女・小さんと日置の喜八が心中未遂を起こしました。それを基に宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)が浄瑠璃にしたのが「名古屋心中」です。江戸時代では通常、心中未遂は死罪とされましたが、当時の尾張藩徳川宗春は三日間さらし者にした後、二人を親元に帰し、その後結婚したと伝えられています。

八幡社には源為朝が祭られています。

 

 

 

蛇池神社

 

織田信長は、この池に大蛇がいると聞き、退治に乗り出しました。村人たちに池の水を全てくみ出すように命令しましたが、水はなくならず、自ら池の中に潜り、大蛇を探しましたが見つけることができませんでした。水泳の特異な家臣も探せず、信長は諦めたと言われています。これをきっかけに「蛇池」と呼ばれるようになりました。

ここにお堂が建てられたのは明治時代に入ってからで、雨乞いの祈祷によって大雨が降ったことに感謝して建立されました。現在の拝殿は昭和38年に建て直されました。

1955年に西春日井郡山田村が名古屋市編入されたことを記念して、神社の周辺に多くの桜の木が植えられ、「蛇池千本桜」とも呼ばれました。しかし、東海豪雨による河川改修の影響で一部を残して伐採されてしまいました。