歴史と世界

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世界の酒

はじめに

世界の酒の歴史は非常に古く、多くの文化と密接に関連しています。以下は主要な歴史的な出来事と酒の種類に関する概要です。

古代の酒の起源

紀元前7000年頃 中国では、米、蜂蜜、果物を発酵させたアルコール飲料が作られていました。
紀元前4000年頃 メソポタミア(現在のイラク)では、ビールが初めて作られました。シュメール人はビールを「神々の贈り物」として大切にしました。
紀元前3000年頃 エジプトでもビールが普及し、日常生活や宗教儀式において重要な役割を果たしました。

古代ギリシャとローマ

古代ギリシャ ワインは広く飲まれ、神々への供物としても使われました。ギリシャの詩人ホメロスは、ワインを「神の贈り物」と称えています。
古代ローマ ローマ人もワインを愛し、葡萄栽培やワイン醸造の技術を高度に発展させました。ワインはローマ帝国の拡大と共にヨーロッパ全土に広がりました。

中世ヨーロッパ

中世 キリスト教修道院がワインとビールの生産を担い、品質向上に大きく貢献しました。特にフランスの修道院は、ワインの品種改良や醸造技術の発展に寄与しました。
アルコール蒸留技術;12世紀頃、アラビアの学者たちがアルコールの蒸留技術を開発し、これがヨーロッパに伝わりました。この技術により、ブランデーやウイスキーなどの蒸留酒が生まれました。



近代

17世紀から18世紀 植民地時代には、ラム酒カリブ海で広く生産され、アメリカ独立戦争においても重要な役割を果たしました。
19世紀 ウイスキーアメリカで非常に人気を博し、ケンタッキー州テネシー州での生産が盛んになりました。同時に、スコットランドアイルランドでもウイスキーの生産が拡大しました。
ビールの産業革命 19世紀には、ラガービールがドイツで開発され、大規模な醸造が可能になりました。これによりビールは世界中で広く飲まれるようになりました。

現代

20世紀から21世紀 酒の種類はますます多様化し、クラフトビールやプレミアムワイン、様々なスピリッツが世界中で楽しまれるようになりました。また、アルコール飲料の規制や健康志向の高まりもあり、低アルコールやノンアルコールの飲料も人気を集めています。

日本の酒の歴史

紀元前300年頃 日本では稲作の開始とともに米を使った酒が作られるようになりました。最初期の日本酒は「口噛み酒」と呼ばれ、人々が米を噛んで唾液の酵素で発酵させる方法でした。
平安時代(794-1185年) 清酒の製造技術が確立し、貴族や武士の間で愛飲されるようになりました。
江戸時代(1603-1868年) 醸造技術がさらに進化し、多様な日本酒が生産されるようになりました。

酒の歴史は、その土地の文化や技術の発展と共に歩んできたと言えます。どの時代、地域においても、酒は人々の生活に深く根付いており、祝い事や儀式、日常の楽しみとして重要な役割を果たしてきました。

酒の種類

世界のお酒は、大きく3種類に分類できます。

1. 醸造

  • 果実、穀物、野菜などを酵母で発酵させて作るお酒です。

  • アルコール度数は比較的低め (3~16度程度)

  • 代表的な種類:ワイン、ビール、日本酒、甘酒、サケ

    • ワイン
      • 世界で最も古いお酒の一つとされ、紀元前8000年頃にはジョージアで造られていた記録があります。
      • ブドウを原料とするのが一般的ですが、リンゴ、ライチ、バナナなど、様々な果物で造ることができます。
    • ビール
      • 紀元前6000年頃にはメソポタミアで作られていたことが分かっています。
      • 大麦、小麦、ライ麦などを原料とするのが一般的ですが、トウモロコシ、米、そばなど、様々な穀物で造ることができます。
    • 日本酒
      • 米を原料とし、麹菌を使って発酵させて造られます。
      • 日本固有のお酒で、7世紀頃にはすでに造られていた記録があります。
    • 甘酒
      • 米麹を水で溶いて発酵させたものです。
      • ノンアルコールのものも多く、栄養価も高いため、健康飲料として人気があります。
    • サケ
      • 沖縄の伝統的なお酒で、米を原料とし、黒麹菌を使って発酵させて造られます。

2. 蒸留酒

  • 醸造酒をさらに蒸留して作るお酒です。

  • アルコール度数は高め (35~50度程度)

  • 代表的な種類:ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム、ジン、テキーラ

    • ウイスキー
      • 大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなどを原料とし、樽で熟成させて造られます。
      • スコッチ、アイリッシュ、バーボンなどが有名です。
    • ブランデー
      • ワインを原料とし、樽で熟成させて造られます。
      • フランスのコニャック、アルマニャックなどが有名です。
    • ウォッカ
      • 小麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とし、連続蒸留機を使って造られます。
      • ロシアのウォッカが有名です。
    • ラム
      • サトウキビを原料とし、樽で熟成させて造られます。
      • キューバのラムが有名です。
    • ジン
      • ジュニパーベリーなどのボタニカルを原料とし、蒸留して造られます。
      • イギリスのジンが有名です。
    • テキーラ
      • アガベ植物を原料とし、蒸留して造られます。
      • メキシコのテキーラが有名です。

3. 混成酒

  • 醸造酒や蒸留酒を2種類以上混ぜ合わせたり、リキュールや香料などを加えたりして作るお酒です。

  • 代表的な種類:カクテル、リキュール、ワインリキュール、ポートワイン、シェリ

    • カクテル
      • 2種類以上の酒を混ぜ合わせて作る飲み物です。
      • ベースとなる酒、リキュール、果汁などを組み合わせて作られます。
    • リキュール
      • 蒸留酒に砂糖や香料などを加えて甘く味付けしたお酒です。
      • カシス、キルシュ、アマレットなどが有名です。
    • ワインリキュール
    • ポートワイン
    • シェリ
      • スペインの酒精強化ワインです。
      • フィノ、オロロソ、ペドロヒメネスなどが有名です。

さいごに

世界各地には様々な伝統的なお酒があります。お酒の歴史は、人類の歴史と同じくらい古いです。酒は多くの文化で重要な社会的・宗教的役割を果たし、歴史を通じてその醸造技術と消費方法が進化してきました。

 

株式コードから銘柄名を知る

はじめに

 

上場企業には全て4桁のコードが付けられており、通常は銘柄の検索にコードでも利用できるようになっています。インターネット上では多くのサイトにコード表が掲載されていますが、以下のサイトではCSV形式で提供されています。私の使用方法も載せましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

実際


最初に上場銘柄の株式につけられている4桁のコード番号から銘柄名を表示するコード表を入手します。
コード表は色々出ていますが、下記がcsv形式でダウンロードできるので簡便だと思います。

 

 

ダウンロードしたファイルを開くとA列にコード、B列に銘柄名が入っていて、シート名は「companylist」でした。私は「companylist」であったシートを「コード表」に改名し,「保有銘柄」と名付けたシートを追加しました。

上記がコード表のシートです。新しいシートを追加して、保有銘柄としました。

 

保有銘柄シートは

で、データを入れたものです。コード番号を入れると銘柄名を自動表示するようにしました。

保有銘柄シートの設定を説明します。[A]全体を反転し(指定し)上の欄の データ(D) を選択

すると下記のウィンドウが開きます。

上から11番目の 入力規則(V)を選択し、入力値の種類(A)を選択、ソース(S)に $コード表.$A$2:$コード表.$A$4258 と入力しました。ソースの左端のアイコンを指定することで、実際を見ながら入力することもできます。この欄にはコード表シートのコード以外は入りませんので、随分誤入力がっ減ります。

銘柄欄に =IF(A2>0,VLOOKUP(A2,$コード表.$A$2:$コード表.$C$4261,2),"") とすれば銘柄名が表示されます。

画面で銘柄名が確認できるので、誤入力は起こらないはずです。データベース的な表計算の使い方が完成です。

コードをプルダウンメニューから選択することもできますが、コード表は非常に大きいので直接コードを入れます。これは1例ですが、選ぶものが少ない場合は選択入力のほうがその場で入れられるので、簡便です。

IF関数にVLOOKUP関数を入子にすることで、エラー表示がでなくなります。IF関数は論理関数の基本です。VLOOKUP関数は表計算をデータベース的な使い方をする場合に便利です。

各関数を説明しているサイトをそれぞれ1つづ上げてみます。

Excel VLOOKUP とは? 関数の使い方を徹底解説 - Microsoft for business

エクセルのIF関数の使い方|複数条件の設定など基本から応用まで - リテラアップで仕事効率化 (litera.app)

 

さいごに


Calcは excel と互換性があるので、excelの解説もほとんどそのまま使えます。Excelの情報はネットにたくさん出ているので、便利です。為替と株価は密接に関係します。国際通貨は

通貨別の1日当たり外国為替取引額(2022年)
順位 通貨 取引額 世界シェア
1 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ドル 6兆6410億ドル 88.5%
2 欧州連合の旗 ユーロ 2兆2930億ドル 30.5%
3 日本の旗 日本円 1兆2530億ドル 16.7%
4 イギリスの旗 イギリス・ポンド 9690億ドル 12.9%
5 中華人民共和国の旗 中国人民元 5260億ドル 7.0%
6 オーストラリアの旗 オーストラリア・ドル 4790億ドル 6.4%
7 カナダの旗 カナダドル 4660億ドル 6.2%
8 スイスの旗 スイス・フラン 3900億ドル 5.2%
9 香港の旗 香港ドル 1940億ドル 2.4%
10 シンガポールの旗 シンガポール・ドル 1830億ドル 2.2%
 

国際通貨 - Wikipedia
輸出と輸入があるので、表の世界者シェア合計は200%です。

円が安い場合でもドルが高い場合でもドル為替では円安です。
これを見極めることは重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

LibreOffice Calc: 自由な表計算ソフトの魅力

はじめに

表計算ソフトで、私が使っているのはLibreOffice Calcです。

LibreOffice Calcは、LibreOfficeに含まれています。LibreOfficeは、無料で利用できるオープンソースのオフィススイートです。

寄付を募っており、使って気に入ればいくらでもいいので寄付をしてほしいというスタンスで、無料でも何の制限もありません。私は寄付をしていますが、最初の2年間は寄付をせずに使っていました。Excelの機能はほとんどすべて利用でき、関数などの引数も同じなので、情報はネットにたくさんあります。また、Excelのファイル形式は自動的にLibreOffice Calcのデータとして認識されます。これまで、ネットで困ったことはありません。



その主な機能は

  • Writer: ワープロソフト(Wordに相当)
  • Calc: 表計算ソフト(Excelに相当)
  • Impress: プレゼンテーションソフト(PowerPointに相当)
  • Draw: ドローソフト(Illustratorに相当)
  • Base: データベースソフト(Accessに相当)
  • Math: 数式エディタ

です。(Impress・Base・Mathは使っていないので不明)

商用ソフトではないので、無料で利用できます。
オープンソースソースコードが公開されており、誰でも自由に改変・配布できます。
クロスプラットフォームWindowsMacLinuxなど、様々なOSで利用できます。
高機能: ワープロ表計算、プレゼンテーション、ドローイング、データベース、数式編集など、様々な機能を備えています。
Microsoft Officeとの互換性: Microsoft Officeで作成したファイルを開いたり、保存したりできます。
拡張性: プラグインを導入することで、機能を拡張できます。
LibreOfficeの評判は高いですが、操作法には少し癖がありますので、慣れることが必要です。公式サイト:https://ja.libreoffice.org/ から、libreofficeは入手できます。

Calcの関数

以下に主な関数を載せました。

必須で覚えるべき関数7選
関数 機能
SUM 数値を合計する
AVERAGE 数値を平均する
IF 条件分岐をつける
VLOOKUP 表示させたい値を検索する
COUNTIF 条件に合うデータの個数を数える
SUMIF 条件に合う数値を合計する
TODAY 今日の日付を入力する
業務でよく使う関数27選
関数 機能
SUMIF 条件に合う数値を合計する
AVERAGE 数値を平均する
IF 条件分岐をつける
AND、OR かつ条件、または条件をつける
IFERROR エラー時の表示を指定する
VLOOKUP 表示させたい値を検索する
COUNTA データの個数を数える
COUNTIF 条件に合うデータの個数を数える
ROUND 数値を四捨五入
TODAY 今日の日付を入力する
LEN 文字数を数える
LEFT 文字列の左を*文字
RIGHT 文字列の左を*文字
MID 文字列を切り取る
CONCAT 文字列同士を結合する
YEAR 日付データからを抽出する
MONTH 日付データから月を抽出する
DAY 日付データから日を抽出する
DATE 数値から日付データを作成する
TEXT 値の書式を変更する
ROW 列番号を表示する

 

このぐらいは覚える必要がありますが、[fx]をクリックすれば関数ウィザードが開きます。

具体的に説明をします。

基準として入力されたセルである。行番号は書いていないが上から順である。式の「"」はダミーであり、実際の式には含まれていません。


A
式の例
B
結果
  E
基準
F

      ABCDEFGHIJK 12
“=LEFT(E3,3) ABC   123456789  
“=RIGHT(F2,4) HIJK   12  
“=MID(F2,6,2) CDEF   45  
      79  
”=SUM(E5:E8) 295   159  
“=AVERAGE(E5:E8) 73.75      
“=IF(E6>E8,E4,E3) ABCDEFGHIJK   2 AQTH
"=TODAY() 2月15日   6 dbg
“= VLOOKUP(F2,F9:G17,2,1) AchHi   12 AchHi
      13 QityIa
      15 JfyCkdg
      1 13Zdq
      3 5agWind
      61 7)a}snT
      279 愛をadf
以下がcsvファイルの内容である。応用は色々出来ると思う。

関数,式の例,結果,,基準,
LEFT,"“=LEFT(D2,2)",ABC,,12,ABCDEFGHIJK
RIGHY,"""=RIGHT(D2,4)",HIJK,,45,123456789
MID,"“=MID(E2,6,2)",FG,,2,AQTH
SUM,“=SUM(D5:D8),46,,6,dbg
AVERAGE,“=AVERAGE(D5:D8),11.5,,12,AchHi
IF,"""=IF(E6>E8,E4,E3)",123456789,,13,QityIa
TODAY,“=TODAY(),3月5日,,15,JfyCkdg
VLOOKUP,"""=VLOOKUP(C10,$D$2:$E$12,2,0)",13Zdq,,1,13Zdq
,,,1,3,5agWind
,,,,61,7)a}snT
,,,,279,愛をadf

おわりに

表計算ソフトcalcは、慣れているので常時使っています。投資にはシミュレーションすることが重要ですが、そのためにも表計算ソフトは非常に優れています。セルに入っている数値を変えれば、瞬時にその答えが表示されます。また、条文で構成される規約や契約書の作成にも適しています。条文と付則では一般に字下げ数が異なり、その数は全体で統一しなければなりませんが、列を変えることで全文を一瞬で統一して変更できます。良いアイデアがあれば、ぜひコメントをお願いします。

デジタル技術の進化:ビットマップからデジタルイラストへ

はじめに

 

自然界にある物は原子で出来ていて、ある/ない の2進法ですが、デジタルが細かくて物資にもアナログの概念を生みました。

デジタルとアナログな違いは、粒子と波の違いです。量子はその両方の性格を持っていますが、私には理解できません。

コンピュータで使うデータはデジタルです。つまり2進法です。画像データもすべて2進

数で表さなくてはいけません。2進数はスイッチのon/offに相当します。そこで1点をon・offで表しました。初期のパソコンモニターは白黒で、640×400点でした。その1点(画素)ごとにon・offしました。これがビットマップです(BMP)。

画像を自然に見せるには灰色を表現する必要があり、人が認識できる限界が256階調でしたので、1つの点を1バイト=2^8=256で表現しました。数字では0~255で、0を真黒、255を真白、その間を等分し灰色にしました。カラー化した時には、1点をRGB三原色に分け合成しました。各色それぞれ256階調で3バイトとしました。256^3=16,777,216をフルカラーと言います。

これと違う概念で生まれたのがベクターです。線で表し、その線を数式化しました。線の色と線で囲まれた部分の色を指定して絵を描きます。

ビットマップでは画素数以上に拡大するとガタガタが目立ってきますが、1点ごとに指定するので細かな絵が描けます。一方、数式の集合であるベクターではいくら拡大してもガタガタになりませんが、大雑把な絵になります。文字はモノクロでいいので、ベクターデータであるアウトラインフォントが増えています。

 

 

形式の種類

 

以下に、ベクター形式とビットマップ形式の代表的な画像形式を列挙し、その利点と欠点を表にまとめました。それぞれの特徴や用途に応じて選択することが重要です。
ベクター形式
形式 利点 欠点
SVG (Scalable Vector Graphics) ファイルサイズが小さい、拡大縮小しても画質劣化がない、ウェブに適している 複雑な画像や写真には不向き
EPS (Encapsulated PostScript) 高品質、ベクターとビットマップの両方を含むことができる、印刷に適している 一部のソフトウェアでの互換性が問題となる場合がある
PDF (Portable Document Format) 高品質、テキストや画像を含むことができる、ベクター画像を含むことができる ファイルサイズが大きくなる場合がある
ビットマップ形式
形式 利点 欠点
BMP (Bitmap) 高品質、データの加工が容易 ファイルサイズが大きい
JPEG (Joint Photographic Experts Group) 圧縮率が高い、ファイルサイズが小さい、写真に適している 圧縮により画質が劣化する
PNG (Portable Network Graphics) 無損圧縮、画質を損なわずに圧縮できる、透明度サポート JPEGよりファイルサイズが大きい
GIF (Graphics Interchange Format) アニメーションが可能、簡単なグラフィックスに適している 色数が少ないため、写真には不向き
TIFF (Tagged Image File Format) 高品質、無損圧縮・有損圧縮の両方に対応、印刷に適している ファイルサイズが大きい

レイヤー

レイヤーの概念を持った画像ソフトは多く存在します。その代表例がAdobe Photoshopです。

レイヤーは、セル画を重ねたもののようなものです。それぞれに描画でき、1枚のキャンバスに組み合わせられるため、再利用が可能です。必要な特定のレイヤーだけを変更すれば良いのです。アニメなどで同じ背景画を共用する際に便利です。また、各レイヤーには透明度を指定することができます。レイヤーの重ねる順序は非常に重要で、透明度のない画像が上にくると、その下のレイヤーは表示されません。さらに、白で塗ることと何も描かないことは異なります。白で塗られた部分は透明でないレイヤーの下に何も表示されませんが、何も描かれていない場合は表示されます。

 

 

透明感が強ければサイト物が薄くなる。

https://allabout.co.jp/gm/gc/184953/

 

 

 

おわりに

今見ている画像は、[Ctrl]+[Print Screen]を同時に押せば、メモリにコピーされ、画像ソフトにペーストできます。Windowsであれば、付属のペイント画像ソフトを使えば出費なく利用できます。後は編集できます。

コンピュータには多くの画像形式があります。データ量と見た目、それと加工しやすさが違います。また、原則ビットマップとベクターは変換できません。使用目的により使い分ける必要があります。何を犠牲にしてもいいのかをよく考えなくてはいけません。

 

Excel入門: 行列の固定方法

はじめに

通常使われている表計算の機能を解説する入門講座です。

初心者にとって分かりにくいことの一つに、行や列の固定があります。これを行うことで、スクロールしても項目や見出しが画面から消えず、格段に見やすくなります。

行や列の固定方法は、スクロールさせるセルの左上を指定することです。たとえば、一行目に項目名、1列目に見出しがある場合、左上のセルをB2に指定します。

また、項目欄に色を付けたり、太字にするなど、フォントを操作することで、さらに見やすくすることができます。

メニューから[表示]をクリックし、出てきたウィンドウから[行と列の固定(R)]を選択する。

これで、A行と1列は表示され続ける。

 

セル内に貼り付けた際に、長さがセル内に収まらない部分がある場合、文字が折り返されることがあります。セルの自動調整が効かない場合、セルの書式を変更する必要があります。

 

セルの書式を変更するためには、通常はCtrl+1というショートカットキーを使用します。このショートカットキーは多くの人によって利用されています。

 

セルの書式設定ウィンドウが開いたら、配置タブに移動し、プロパティで「テキストを自動的に折り返す(w)」のチェックを外します。

 

これにより、セルの列名や行名が表示されている箇所で矢印が表示された場合、ダブルクリックすることでセルの幅や高さが自動的に調整されます。複数の列や行を指定できるため、作業効率が向上します。

 

さらに、複数のセルを結合することで、1つのセルとして扱うことができます。

注釈などが他のセルよりも明らかに長い場合に使用すると、より見やすくなります。これらの機能をうまく活用することで、字下げがある文章にも適用できます。

例えば、外務省の申請書が挙げられます。

 

 

 

セルの書式設定(Ctrl+1がショートカット)には、数字に3桁区切りを付けたり、小数点以下の桁数を決めたり、日付の書式を設定したりと、さまざまな機能があり、情報を見やすく整えることができます。

入力のしやすさ

 

入門講座としては少し難しくなりますが、こういった設定で入力しやすくなります。

ここでは、「入力規則」を使用します。入力規則は通常、データ欄(D欄など)に設定されます。

 

入力規則には様々な種類があります。これらの規則を使うことで、セルに入力できる内容を制限することができます。

 

リストは、入力できる項目を指定するためのものです。セルの範囲と似ていますが、保守性を考慮してセルの範囲を使用することが一般的です。私は専用のシートを作成して、そこでセルの範囲を管理しています。

 

リストやセルの範囲を使用すると、プルダウンメニューから選択することで入力を容易にすることができます。これにより、手入力をする手間が省けます。

民主主義の形成に影響を与えた歴史的背景とは

はじめに

私たちが民主主義を良いものとし、権威主義を嫌うようになった背景には、歴史的な経緯や教育、文化的な影響が大きく関与しています。この考え方の形成にはいくつかの重要な要因があります。

 

 

歴史的背景

1. 戦後の世界秩序:
    第二次世界大戦後、アメリカを中心とした民主主義国家とソ連を中心とした共産主義国家の対立(冷戦)が始まりました。この時期、多くの西側諸国は民主主義を掲げ、自由や人権の重要性を強調しました。

2. 民主主義の成功事例:
    西ヨーロッパやアメリカ、日本など、多くの民主主義国家が経済的な成功を収め、安定した社会を築いてきたことが、民主主義の優位性を示す一つの証拠とされました。

教育とメディアの影響

1. 教育システム:
    多くの国では、学校教育で民主主義の重要性やその歴史的背景を学びます。特に、権威主義国家の歴史やその問題点についても教えられることが多いです。

2. メディアの報道:
    メディアは日常的に民主主義と権威主義の違いを報道し、権威主義国家の人権侵害や不自由さを強調する傾向があります。このような報道は、民主主義が優れているという認識を強化します。

文化的影響

  1. ポピュラーカルチャー:     映画やドラマ、文学などのポピュラーカルチャーも、民主主義を肯定的に描き、権威主義を批判的に描くことが多いです。これにより、一般市民の意識に民主主義の価値が浸透します。

  2. 国際的な交流:     グローバル化により、民主主義国家と権威主義国家の人々の交流が増え、相互理解が深まる一方で、権威主義国家の問題点が浮き彫りになることも多いです。

自己の立ち位置の確認

自分の立ち位置を確認することは非常に重要です。これには以下の方法があります。

1. 多角的な視点の取り入れ:
    一方的な情報だけでなく、異なる視点からの情報も取り入れることで、自分の考え方を見直すことができます。

2. 歴史的・文化的背景の理解:
    さまざまな国家や体制の歴史的背景や文化的な特性を理解することで、より客観的に物事を見ることができます。

3. 対話と交流:
    異なる意見を持つ人々との対話や交流を通じて、自分の立ち位置を再確認することができます。

私たちの考え方は、教育、メディア、文化的な影響など多くの要因によって形成されています。自分の立ち位置を確認し、客観的に物事を捉えるためには、さまざまな情報を取り入れ、異なる視点から考えることが重要です。

権威主義 - Wikipedia

年表

 

名前 生年 キーワード
ホメロス 前8c頃 ギリシア神話オデュッセイア』 『イリアス
ヘシオドス 前700頃 ギリシア神話 『神統記』
タレス 前624頃 自然哲学 イオニア派(ミレトス学派
アナクシマンドロス 前610頃 自然哲学 イオニア派(ミレトス学派
クセノファネス 前570頃 自然哲学 エレア派
ピタゴラス(ピュタゴラス) 前570頃 ピタゴラス派 数学 神秘思想
釈迦(仏陀) 前566? 仏教
アナクシメネス 前560頃 自然哲学 イオニア派(ミレトス学派
孔子 前552? 中国 儒家
ヘラクレイトス 前540頃 自然哲学 イオニア派(ミレトス学派
アイスキュロス 前525 悲劇 詩人
パルメニデス 前515頃 自然哲学 エレア派
老子 前5c 中国 老荘思想 道家
パイドン 前5c頃 ソクラテス派 エリス派
プロディコス 前5c頃 ソフィスト
カリクレス 前5c  
アナクサゴラス 前500頃 自然哲学 万物の種子 ヌース
ソフォクレス(ソポクレス) 前495頃 悲劇 詩人
ペリクレス 前495頃 政治家
エンペドクレス 前492頃 自然哲学 宗教 輪廻転生
エレアのゼノン 前490 エレア派 ゼノンのパラドックス
プロタゴラス 前488頃 ソフィスト 相対主義
ヘロドトス 前484頃 ギリシア 歴史家
ヒッピアス 前483 ソフィスト
ゴルギアス 前483頃 ソフィスト 弁論術
墨子 前480頃 中国
エウリピデス 前480頃 悲劇 詩人
ヒポクラテス 前470 医学
ソクラテス 前469 無知の知
トゥキディデス(ツキディデス) 前461頃 歴史家
デモクリトス 前460頃 自然哲学 原子論
クリティアス 前460頃  
エウクレイデス 前450頃 ソクラテス派 メガラ派
アリストファネス(アリストパネス) 前445頃 ソクラテス 喜劇 詩人
アンティステネス 前445 ソクラテスキュニコス派(キニク派)
レウキッポス 前440頃 自然哲学 原子論
イソクラテス 前436  
アリスティッポス 前435頃 ソクラテス派 キュレネ派 快楽主義
クセノフォン(クセノポン) 前430頃 ソクラテス
アルキュタス 前430頃  
プラトン 前427 イデア 想起説 アカデメイア
キオスのメトロドロス 前4c頃  
孫子 前4c 中国
荘子(壮周) 前4c 中国 老荘思想 道家
クセノクラテス 前396  
アリストテレス 前384 第一哲学(形而上学) リュケイオン 論理学
孟子 前371頃 中国 儒家 性善説
ピュロン 前360 ピュロン主義 懐疑主義 アタラクシア
エピクロス 前341 エピクロス派 快楽主義 原子論
キティオン(キュプロス島)のゼノン 前335 ストア派 アパテイア 唯物論
ランプサコスのメトロドロス 前331頃 エピクロス
ディオゲネス・ラエルティオス 前3c前半 哲学史家 小ソクラテスキュニコス派(キニク派)
ティモン 前320頃 ピュロン主義 懐疑主義 アタラクシア
アルケシラオス 前315頃 アカデメイア(新アカデメイア懐疑主義
荀子 前313頃 中国 儒家 性悪説
ヘゲシアス 前3c頃 ソクラテス派 キュレネ派
ユークリッド 前300頃 数学 幾何学
クレアンテス 前295頃 ストア派
テオフラストス(テオプストス) ? ペリパトス派
アルキメデス 前287頃 数学
エラトステネス 前284頃  
クリュシッポス(クリシッポス) 前280頃 ストア派
ストラトン ? ペリパトス派
カルネアデス 前214頃 アカデメイア(新アカデメイア懐疑主義
アグリッパ 前2c頃 新懐疑派
セクストゥス・エンピリクス(エンピリコス) 前2c頃 新懐疑派
アレクサンドロス 前200頃 ペリパトス派
パナイティオス 前180頃 ストア派
ラリッサのフィロン(ピロン) 前160頃 アカデメイア
ポセイドニオス 前135頃 ストア派
キケロ 前106 哲学者 政治家
アンドロニコス 前1c ペリパトス派
アイネシデモス 前1c前半 新懐疑派
ルクレティウス 前98頃 原子論 エピクロス派 詩人
アンティオコス ? アカデメイア
アレクサンドリアのフィロン(ピロン) 前25頃 アレクサンドレイア派 ユダヤ教 キリスト教
セネカ 前4頃 ストア派
アポロニオス 1c頃 ピタゴラス学派
モデラトス 1c頃 ピタゴラス学派
プルタルコス 45頃 ピタゴラスプラトン学派 伝記作家
エピクテトス 55頃 ストア派
バシリデス 2c初め キリスト教 グノーシス
ユスティヌス(ユスティノス) 100頃 キリスト教 教父哲学 護教家
ヴァレンティヌス 2c前半 キリスト教 グノーシス
アリステイデス 2c前半  
プトレマイオス 2c頃 天動説
セクストス・エンペイリコス 2c  
マルクス・アウレリウス 121 ストア派
ガレノス 129 医学
エイレナイオス 130頃 キリスト教 教父哲学 護教家
アテナゴラス 2c中頃 キリスト教 教父哲学 護教家
クレメンス 150頃 アレクサンドレイア派 キリスト教神学 ギリシア哲学
タティアヌス 2c後半 キリスト教 教父哲学 護教家
テルトゥリアヌス 160頃 キリスト教 教父哲学 護教家
ヒッポリュトス 170頃  
アンモニオス・サッカス 175頃 プロティノス
ナーガルジュナ(龍樹) 180頃 大乗仏教
オリゲネス 185頃 アレクサンドレイア派 キリスト教神学 寓意的解釈
プロティノス(プロチノス) 205頃 プラトン主義 アレクサンドリア派 流出説
ポルフュリオス 232 プラトン主義 アレクサンドリアプロティノス
イアンブリコス 250頃 プラトン主義
アタナシオス 296頃  
ナジアンゾス(ナジアンズス)のグレゴリオス 325 三大カッパドキア学者 キリスト教神学
大バシレイオス(バシリウス) 330頃 三大カッパドキア学者 キリスト教神学
ヤンブリコス ? プラトン主義 シリア派
ニュッサのグレゴリオス 335頃 三大カッパドキア学者 キリスト教神学
アンブロシウス 339 枢要徳 プラトン
ヒレロニュムス 347頃  
アウグスティヌス 354 (新)プラトン主義 照明説 神の国
マルティアヌス・カペラ 5c前半  
プロクロス 410頃 プラトン主義 アテナイ
ボエティウス 480頃 プラトン主義 ストア派 政治家
カッシオドルス 485頃  
ディオニュシオス・アレオパギテス 5c末 プラトン主義 教父哲学 ディオニュシオス偽書
イシドルス 560頃  
大グレゴリウス 在位590  
ラバヌス・マウルス 780頃  
キンディー 800頃  
ヨハネス・スコトゥス・エリウゲナ 810頃 プラトン主義 普遍論争 初期スコラ哲学
ファーラービー 872頃 イスラム アリストテレス 第二の師
アヴィセンナ(イブン・シーナー) 973頃 イスラム ファーラービー 世界永遠説
ペトルス・ダミアニ 1007  
アヴィケブロン(イブン・ガビロール) 1020頃  
カンタベリーのアンセルムス 1033 キリスト教 神の存在論的証明 初期スコラ哲学
ベサーテのアンセルムス 11c中頃  
ロスケリヌス 1050頃 初期スコラ哲学 普遍論争 唯名論
ガザーリー 1058  
シャンポーのギョーム 1070頃 普遍論争
ペトルス・アベラルドゥス 1079 初期スコラ哲学 普遍論争
クレルヴォーのベルナルドゥス 1090  
ペトルス・ロンバルドゥス 1095頃  
サン=ヴィクトルのフーゴー 1096頃  
ビンゲンのヒルデガルト 1098  
サン=ヴィクトルのカルドゥス 1123頃  
アヴェロエス(イブン・ルシュド)(ロシュド) 1126 アリストテレス ラテン・アヴェロエス主義 二重真理説
フィオーレのヨアキム 1130頃  
モーセス・マイモニデス 1135頃 ユダヤ哲学 アラビヤ哲学 アリストテレス
ドミニクス 1170頃  
ロバート・グロステスト 1170頃  
フィボナッチ(ピサのレオナルド) 1170 数学
オーヴェルニュのギョーム 1180頃  
アッシジのフランチェスコ 1181頃  
アルベルトゥス・マグヌス 1193頃 中期スコラ哲学 アリストテレス
ロジャー・ベーコン 1213頃  
ボナヴェントゥラ 1217頃 中期スコラ哲学 アリストテレス フランチェスコ会
シュトラスブルクのウルリヒ 1225頃  
トマス・アクィナス 1225頃 ドミニコ会 神学 中期スコラ哲学
ライムンドゥス・ルルス 1232頃  
ブラバンのシゲルス 1240頃  
フライベルクのディートリヒ 1250頃  
マイスター・エックハルト 1260頃 ドイツ神秘主義 ドミニコ会 神性
ドゥンス・スコトゥス 1265頃 主意主義 神学 中期スコラ哲学
ダンテ 1265  
パドヴァのマルシリウス 1275  
ウィリアム・オッカム 1285 後期スコラ哲学 普遍論争 オッカムのカミソリ
グロゴリオス・パラマス 1286頃  
ビュリダン 1292頃  
フランチェスコ・ペトラルカ 1304  
プレトン 1355頃 ルネッサンス プラトン主義 アカデミア・プラトニカ
ニコラウス・クザーヌス 1401頃 ドイツ神秘主義 ルネサンス 知ある無知
カルトゥジア会のディオニュシウス 1402頃  
ベッサリオン 1403頃 ルネッサンス プラトン主義
ヴァラ 1407 ルネッサンス 人文主義
ガブリエル・ビール 1410頃  
マルシリオ・フィチーノ 1433 ルネッサンスプラトン主義 アカデミア・プラトニカ
ピエトロ・ポンポナッツィ 1462 アリストテレス 自然哲学 アレクサンドロス
ピコ・デラ・ミランドラ 1463 ルネッサンス プラトン主義
エラスムス 1466頃 ルネッサンス 人文主義 自由意志論争
マキャベリ 1469 社会哲学
コペルニクス 1473 天文学 科学革命 地動説
トマス・モア 1478 社会哲学 共産主義 ユートピア
マルティン・ルター 1483 プロテスタント 宗教改革 自由意志論争
シュヴェンクフェルト 1490 ルター派
ビベス 1492 ルネッサンス 人文主義
パラケルスス 1493頃 医学 反古典文献主義 錬金術・化学
メランヒトン 1497 アリストテレス
フランク 1499 ルター派
カルダーヌス 1501  
テレシオ 1508 汎神論
カルヴァン 1509 プロテスタント 宗教改革 二重予定説
ラメー 1515 ルネッサンス 人文主義
(アビラの)テレサ 1515  
パトリッツィ 1529 汎神論
ボーダン 1530 社会哲学
モンテーニュ 1533 モラリスト クセジュ 懐疑主義ルネサンス
ヴァイゲル 1533 ルター派
シャロン 1541 ルネサンス 懐疑主義
リプシウス 1547 ストア哲学 ルネサンス
ジョルダーノ・ブルーノ 1548 天文学 汎神論 原子論
フランシスコ・スアレス 1548  
サンチェス 1552 ルネサンス 懐疑主義
フランシス・ベーコン 1561 イドラ 帰納法 知は力なり
ガリレオ・ガリレイ 1564 天文学 科学革命 地動説
カンパネラ 1568 汎神論
ケプラー 1571 天文学 地動説
ヤコブ・ベーメ 1575 ドイツ神秘主義 主意主義
チャーベリーのハーバート 1583 理神論 イギリス啓蒙思想
フーゴー・グロティウス 1583 社会哲学 法学 自然権自然権
メルセンヌ 1588  
トマス・ホッブス 1588 社会契約説 機械論 リヴァイアサン
ガッサンディ 1592 エピクロス哲学 ルネサンス
ルネ・デカルト 1596 方法的懐疑 我思う、ゆえに我あり 神の存在証明
フェルマ 1601 数学
ヘンリー・モア 1614 ケンブリッジプラトン主義(学派) キリスト教 プロティノス
ラルフ・カドワース 1617 ケンブリッジプラトン主義(学派)
ブレーズ・パスカル 1623 考える葦 実存主義 中間者
アーノルド・ゲーリンクス 1624 機会原因
ニコル 1625  
ロバート・ボイル 1627  
クリスチャン・ホイヘンス 1629  
カンバーランド 1631 イギリス啓蒙思想 道徳哲学
プーフェンドルフ 1632  
ロック 1632 経験論 イギリス啓蒙思想 タブラ・ラサ
バルフ・スピノザ 1632 汎神論 自己原因 永遠の相
ニコラ・ド・マルブランシュ 1638 機会原因
アイザック・ニュートン 1642 プリンキピア 宇宙論 物理学
ライプニッツ 1646 モナド 予定調和 弁神論
ピエル・ベール 1647 懐疑論
ヴィーコ 1668  
トーランド 1670 理神論 イギリス啓蒙思想
マンドヴィル 1670 イギリス啓蒙思想 道徳哲学
シャフツベリ伯 1671 道徳哲学 スコットランド学派 常識哲学
クラーク 1675 道徳哲学 イギリス啓蒙思想
コリンズ 1676 理神論 イギリス啓蒙思想
クリスチャン・ヴォルフ 1679 ライプニッツ=ヴォルフ学派 一般形而上学 特殊形而上学
バークリー 1685 経験論 唯心論
モンテスキュー 1689 フランス啓蒙思想
バトラー 1692 イギリス啓蒙思想 道徳哲学
ヴォルテール 1694 百科全書派 フランス啓蒙思想 理神論
ハチスン 1694 スコットランド啓蒙思想 道徳哲学 感情主義的倫理学
オイラー 1707  
ラ・メトリ 1709 唯物論 機械論 フランス啓蒙思想
リード 1710 スコットランド学派 常識哲学 イギリス啓蒙思想
ヒューム 1711 経験論 懐疑論 知覚の束
ダランベール 1712 百科全書派 啓蒙思想
ジャン・ジャック・ルソー 1712 フランス革命 社会契約論
ディドロ 1713 百科全書派 フランス啓蒙思想
バウムガルテン 1714 ライプニッツ=ヴォルフ学派 美学
クルジウス 1715頃 ライプニッツ=ヴォルフ学派 経験論
エルヴェシウス 1715 百科全書 フランス啓蒙思想 快楽主義、感覚論
クルジウス 1715頃 ライプニッツ=ヴォルフ学派 経験論
ドルバック(ホールバッハ) 1723 唯物論 機械論 フランス啓蒙思想
アダム・スミス 1723 イギリス啓蒙思想 道徳哲学
カント 1724 ドイツ観念論 超越論哲学 批判哲学
ランベルト 1728 ライプニッツ=ヴォルフ学派 合理論 経験論
レッシング 1729 詩人 汎神論論争
ハーマン 1730  
ヤコービ 1743 汎神論論争
ヘルダー 1744  
ラマルク 1744 進化論
ベンサム(ベンタム) 1748 功利主義 倫理学 最大多数の最大幸福
ラプラス 1749  
マイモン 1752頃  
ラインホルト 1758  
サン・シモン 1760 実証主義
フィヒテ 1762 ドイツ観念論 超越論哲学 知識学
メーヌ・ド・ビラン 1766  
マルサス 1766  
アウグスト・フォン・シュレーゲル 1767 ロマン主義
シュライエルマッハ 1768 解釈学 ロマン主義
ヘーゲル 1770 ドイツ観念論 弁証法 歴史哲学
ノヴァーリス 1772 ロマン主義
フーリエ 1772  
フリードリッヒ・フォン・シュレーゲル 1772 ロマン主義
ジェイムズ・ミル 1773 功利主義 倫理学 連想心理学
シェリング 1775 ドイツ観念論 超越論哲学 自然哲学
ヘルバルト 1776  
ガウス 1777  
ボルツァーノ 1781 論理主義
ショーペンハウアー 1788 生の哲学 主意主義 ペシミズム
ヴィクトル・クーザン 1792 折衷主義 メーヌ・ドビラン
ヒューウェル 1794 科学 科学革命
コント 1798 実証主義 社会学 人類教
フェヒナー 1801  
フォイエルバッハ 1804 ヘーゲル左派(青年ヘーゲル学派)
ジョン・ステュアート・ミル 1806 功利主義 倫理学 帰納法
シュトラウス 1808 ヘーゲル左派(青年ヘーゲル学派)
ダーウィン 1809 進化論
キルケゴール 1813 実存哲学 単独者
ワーグナー 1813  
フォークト 1817 唯物論
ロッツェ 1817 西南ドイツ学派(バーデン学派) 新カント学派Neukantianer 妥当
マルクス 1818 弁証法唯物論 物象化(フェティシズム
スペンサー 1820 進化論的哲学 社会進化論
エンゲルス 1820 弁証法唯物論 自然弁証法
メンデル 1822  
モレショット 1822 唯物論
メンデルスゾーン 1822 汎神論論争
ビュヒナー 1824 唯物論
ハクスリー 1825 進化論的哲学
リーマン 1826  
ランゲ 1828 新カント学派
デーデキント 1831  
ディルタイ 1833 解釈学 生の哲学
ヘッケル 1834 進化論的哲学
グリーン 1836  
ラース 1837 実証主義
マッハ 1838 実証主義 感覚要素一元論 思惟経済原理
ブレンターノ 1838 記述心理学
シジウィック 1838  
パース 1839 プラグマティズム実用主義アブダクション
オット・リープマン 1840 新カント学派 カントへ帰れ
ハルトマン 1842  
コーエン(コーヘン) 1842 マールブルク学派 新カント学派
ウィリアム・ジェイムズ(ジェームズ) 1842 心理学 プラグマティズム 根本的経験論
アヴェナリウス 1843 実証主義 経験批判論
ニーチェ 1844 実存哲学 ニヒリズム 永劫回帰
クリフォード 1845  
ゲオルグ・カントール 1845 数学 集合論
ブラドリー(ブラッドレー) 1846 絶対的観念論 英国ヘーゲル主義
フレーゲ 1848 論理学 数学
ヴィンデルバント 1848 西南ドイツ学派(バーデン学派) 新カント学派Neukantianer 妥当
ボザンケ 1848  
アレクシウス・マイノンク(マイノング) 1853 心理学 哲学 マイノンク主義
ナトルプ 1854 マールブルク学派 新カント学派
ポアンカレ 1854 数学
ガリグ・ラグランジュ 1855  
ロイス 1855 絶対的観念論
フロイト 1856 心理学
ソシュール 1857 構造主義 言語学 記号論
ヴェブレン 1857  
レヴィ・ブリュール 1857  
デュルケーム 1858 社会学
プランク 1858 前期量子論 量子仮説
ジンメル 1858 生の哲学
ピアノ 1858  
デューイ 1859 プラグマティズム実用主義道具主義
アンリ・ベルグソン 1859 生の哲学 純粋持続 生の飛躍(エラン・ヴィタール)
フッサール 1859 現象学 志向性 還元
アレグザンダー 1859 実在論
デュエム 1861 科学哲学 ホーリズム デュエムクワインテーゼ
ホワイトヘッド 1861 数学・論理学 物理学・形而上学宇宙論 有機体の哲学
ヒルベルト 1862 数学 論理学 形式主義
ミード 1863  
サンタヤーナ 1863  
リッケルト 1863 西南ドイツ学派(バーデン学派) 新カント学派Neukantianer 価値
セルティヤンジュ 1863  
シラー 1864 人文主義
ユクスキュル 1864 生物学 哲学的人間学 環境世界論
ウェーバー 1864 社会科学
ジョン・マクタガード 1866 英国ヘーゲル主義(新ヘーゲル主義)
ガンディー 1869  
西田幾多郎 1870 純粋経験 自覚 絶対無の場所
レーニン 1870  
ツェルメロ 1871 数学
プリチャード 1871 倫理学
バートランド・ラッセル 1872 数学・論理学 ケンブリッジ分析学派 論理的原子論
ラヴジョイ 1873  
ムーア 1873 論理実証主義 日常言語学ケンブリッジ分析学派
カッシーラ 1874 マールブルク学派 新カント学派
シェーラー 1874 価値倫理学 哲学的人間学 環境世界繋縛性
ベルジャーエフ 1874  
ユング 1875 心理学
ラスク 1875 西南ドイツ学派(バーデン学派) 新カント学派
ペリー 1876  
ロス 1877 アリストテレス
ワトソン 1878  
ブーバー 1878 我と汝 ユダヤ
トロツキ 1879  
アインシュタイン 1879 物理学 相対性理論
ケルセン 1881  
ビンスワンガー 1881 精神病理学 現存在分析論
ノイラート 1882  
マリタン 1882  
ニコライ・ハルトマン 1882 マールブルク学派
シュリック 1882 論理実証主義 ウィーン学団
ルイス 1883  
オルテガ 1883  
ヤスパース 1883 実存哲学 限界状況
ケインズ 1883 経済学
バシュラール 1884  
田辺元 1885 種の論理 絶対弁証法 国家
ボーア 1885 量子論
ホーナイ 1885 精神分析 フロイト
バルト 1886  
ティリッヒ 1886 神学
ポリア 1887  
ブロード 1887 絶対的観念論
シュレディンガー 1887 量子論 波動方程式
ケーラー 1887  
九鬼周造 1888 いき 偶然性
エリオット 1888  
ヴィトゲンシュタイン 1889 論理実証主義 日常言語学言語ゲーム
ハイゼンベルク 1889 量子論 不確定性原理 行列力学マトリックス力学)
ハイデガー 1889 実存哲学 解釈学 現存在
マルセル 1889 実存哲学 存在と所有
コリングウッド 1889  
和辻哲郎 1889 間柄的存在 倫理学
カルナップ 1891 論理実証主義 ウィーン学団 数学
ライヘンバッハ 1891 科学的哲学
プレスナー 1892 社会学 哲学的人間学
アレクサンドル・コイレ 1892 科学史 機械論
ベンヤミン 1892 フランクフルト学派
ブランシャード 1892  
毛沢東 1893  
インガルテン 1893  
ランガー 1895 美学 形而上学
ホルクハイマー 1895 フランクフルト学派 啓蒙の弁証法 道具的理性
ワイスマン 1896 論理実証主義
ヤコブソン 1896 構造主義
三木清 1897 パスカル 構想力
ドロシー・デイ 1897  
マルクーゼ 1898 フランクフルト学派
プライス 1899  
ハイエク 1899 経済学 倫理学
ガダマー 1900 解釈学 解釈学的状況
ギルバート・ライル 1900 論理実証主義 日常言語学派 オクスフォード学派
ネーゲル 1901 科学哲学
ベルタランフィ 1901 生命科学
ラカン 1901 精神医学 鏡像段階
モリス 1901  
ファイグル 1902 論理実証主義
タルスキ 1902  
ポパー 1902 科学哲学 反証 実証主義論争
アドルノ 1903 フランクフルト学派 否定弁証法 社会哲学
フォン・ノイマン 1903 数学 ゲーム理論 集合理論
ローレンツ 1903 生物学
チャーチ 1903 論理学 数学
フランク・ラムジー(ラムゼー) 1903 タイプ理論 真理の余剰説 反事実条件文
ハンス・ヨナス 1903 世代間倫理
ギブソン 1904 アフォーダンス
スキナー 1904 心理学
ウィズダム 1904  
ゲーレン 1904 社会学 哲学的人間学
サルトル 1905 実存哲学
ヘンペル 1905 科学哲学 論理実証主義
アイン・ランド 1905 小説家 劇作家 哲学
ホッパー 1906 数学
ベルクマン 1906 論理実証主義 数学
アーレント 1906 政治哲学
グッドマン 1906 ネオ・プラグマティズム
クルト・ゲーデル 1906 数学者 論理学者 不完全性定理
レヴィナス 1906 ユダヤ 倫理学 他者
ハート 1907  
クワイン 1908 ホーリズム ネオ・プラグマティズム デュエムクワインテーゼ
スティーブンソン 1908 倫理学
レヴィ=ストロース 1908 アンチ・ヒューマニズム(anti-humanism) 野生の思考 人間の終焉
ボーヴォワール 1908 実存哲学 フェミニズム
メルロ=ポンティ 1908 現象学 身体論
バーリン 1909 政治哲学
ヴェイユ 1909  
エイヤー(エアー) 1910 論理実証主義
オースティン 1911 言語行為論 日常言語学派 オクスフォード学派
テューリング 1912 数学
ヴァイツゼッカー 1912 物理学 哲学
セラーズ 1912  
リクール 1913 神学 哲学
グライス 1913 言語行為論
カミュ 1913 実存主義 不条理
ステュアート・ハンプシャー 1914  
チザム 1916 基礎づけ主義
フォン・ウリクト 1916 反因果説
ボーム 1917 量子論 ニュー・サイエンス ホーリスティック
カート・ベイアー 1917  
デイヴィッドソン 1917 行為の因果説
プリゴジン 1917 散逸構造理論 システム論 自己組織化
アルチュセール 1918 ポスト構造主義
ファインマン 1918 物理学 量子力学
ヘア 1919 普遍的指令主義
ストローソン 1919 分析哲学 日常言語学派 オクスフォード学派
ミッジリー 1919  
アンスコム 1919 倫理学 ヴィトゲンシュタイン 分析哲学
スマート 1920  
アロー 1921 経済学、社会学
ロールズ 1921 正義論
ラカトシュ (ラカトス) 1922  
クーン 1922 科学革命 パラダイム 解釈学
ファイアーアーベント 1924 科学哲学
ハンソン 1924 科学哲学 理論負荷性
マンデルブロ 1924  
リオタード 1924  
ドゥルーズ 1925 ポスト構造主義
ダメット 1925 反実在論
パトナム 1926 科学哲学 機能主義 内在的実在論
アームストロング 1926  
フーコー 1926 構造主義
ニクラス・ルーマン 1927 システム論
ゲティア 1927  
ミンスキー 1927  
メアリー・デイリー 1928  
チョムスキー 1928 言語学 哲学
キング 1929  
トムソン 1929 道徳哲学
ウィルソン 1929  
ハーバーマス 1929 フランクフルト学派 言語行為論 社会哲学
ヘルト 1929 現象学
アネット・ベイアー 1929  
ノーディングス 1929  
ハラウェイ 1929  
シャッファー(シェイファー) 1930頃 心の哲学 因果論
デリダ 1930 脱構築 デリダ・サール論争
ドウォーキン 1931  
ローティ 1931 解釈学的転回
イリガライ 1932  
エーコ 1932  
サール 1932 言語行為論 デリダ・サール論争 心の哲学
キム 1934  
ハーディング 1935  
ルディック 1935 フェミニズム
ハッキング 1936 科学的実在論
ギリガン 1936  
レーラー 1936  
シクスー 1937  
トマス・ネーゲル 1937  
レーガン 1938  
ノージック 1938  
ソール・クリプキ 1940 論理学 分析哲学 ヴィトゲンシュタイン
クリステヴァ 1941  
ファン・フラーセン 1941 科学的実在論
デネット 1942  
ホーグランド 1945 倫理学
ホフスタッター 1945  
シンガー 1946  
マッキノン 1946  
ヌスバウム 1947  
スーザン・ボルドー 1947  
ル・ドルフ 1948 フランス フェミニズム
ベル・フックス 1952 フェミニズム
コーネル・ウェスト 1953 哲学 政治思想家
アッピア 1954  

生命 膜の役割とエントロピー

はじめに

概念が成り立つためには、対極の状態が必要です。このことが物事を複雑にしています。

「生」の概念には「死」が必要です。「死」があるからこそ「生」があります。「死」を感じるためには記憶が必要です。しかし、全ての生きている人は「死」を経験していません。未知への恐怖から、宗教が生まれました。

多細胞生物の死はその全細胞の死とは異なります。臓器移植はこの差を利用しています。

生殖により次世代が生まれ、遺伝子は引き継がれます。生命の定義は興味深く、深い問題です。生物学だけでなく、思想によっても異なります。これは地球外生命体を探すことにも大きく関わってきます。

地球外生命体は必ず存在するでしょう。その中には知性を持ったものも必ずいるでしょうが、知的生命体同士が出会う可能性は非常に少ないと思います。

現在、宇宙からの電波を監視していますが、「生」や「知」の宇宙での形は分かりません。コミュニケーションの方法も未知です。

地球の「生」

地球上の動物は主にタンパク質で構成されています。タンパク質は、アミノ酸と呼ばれる20種類ほどの小さな分子が結合してできた複雑な化合物です。アミノ酸は、水素、炭素、窒素、酸素、硫黄を含む炭化化合物です。

しかし、動物の体はタンパク質だけでできているわけではありません。脂質、炭水化物、核酸、ミネラルなども重要な構成要素です。それぞれの成分は以下の役割を果たし

ています。

  • タンパク質: 筋肉、皮膚、髪、骨、血液、酵素、ホルモンなど、体の構造と機能を維持するために不可欠です。
  • 脂質: エネルギー源として貯蔵され、細胞膜の構成要素となり、体温を維持し、ホルモンやビタミンの輸送を助けます。
  • 炭水化物: エネルギー源として最も重要な役割を果たし、細胞の構造と機能にも関与します。
  • 核酸: DNAとRNAは、遺伝情報を保存し、細胞の成長、分裂、機能を制御します。
  • ミネラル: 骨や歯の形成、神経機能の維持、筋肉の収縮、体液のバランス調整など、様々な重要な役割を果たします。

このように、動物の体は様々な種類の分子が複雑に絡み合って構成されています。タンパク質は重要な役割を果たしていますが、他の成分も同様に不可欠なのです。

地球の生命体は地球の環境に適合したものの生き残りです。

 

生物における膜とは

生物(地球の:以下略)における膜は、主に脂質とタンパク質からなる微小な構造体で、細胞や細胞内小器官を包み、内部環境を外部環境から隔てる役割を担っています。厚さは約6~10nm程度と非常に薄く、柔軟性と選択透過性という重要な性質を持っています。

膜の構造

膜の基本的な構造は、リン脂質二重層と呼ばれるものです。リン脂質は、水になじみやすい親水性の「頭部」と、水になじみにくい疎水性の「尾部」を持つ分子です。リン脂質二重層では、親水性の頭部が外側を向いて水と接し、疎水性の尾部は内側で向かい合って脂質の層を形成します。

このリン脂質二重層に、様々な種類の膜タンパク質が埋め込まれています。膜タンパク質は、膜を介した物質の輸送、細胞間の情報伝達、細胞の接着など、様々な機能を担っています。

膜の機能

膜の主な機能は以下の通りです。

  • 隔離: 細胞や細胞内小器官を包み、内部環境を外部環境から隔離し、細胞の恒常性を維持します。
  • 物質輸送: 膜タンパク質を介して、必要な物質を細胞内外に出入りさせ、細胞の代謝や機能を維持します。
  • 情報伝達: 膜受容体タンパク質を介して、外部からの信号を受け取り、細胞内へ伝達します。
  • エネルギー変換: 光合成やATP合成など、エネルギー変換に関わる膜タンパク質が存在します。
  • 細胞骨格: 膜の一部は細胞骨格と連結し、細胞の形を維持する役割を果たします。

生体膜の種類

生体膜には、以下のような種類があります。

  • 細胞膜: すべての細胞を包む膜で、最も基本的な膜です。
  • 核膜: 細胞核を包む膜で、遺伝情報を含む染色体を保護します。
  • 小胞体膜: 小胞体と呼ばれる細胞内小器官の膜で、タンパク質の合成や輸送に関与します。
  • ミトコンドリア内膜: ミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官の内側の膜で、ATP合成に関与します。
  • ゴルジ体膜: ゴルジ体と呼ばれる細胞内小器官の膜で、タンパク質の加工や輸送に関与します。

このように、生物膜は細胞にとって非常に重要な役割を担っており、生命活動の維持に不可欠な存在と言えるでしょう。

生殖は雄と雌の二つで行いますが、1個の雄だけが雌の体内に入り込むという異常な現象が起こります。

受精 - Wikipedia

タンパク質 - Wikipedia

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細胞説は、19世紀にドイツの植物学者マティアス・ヤコブ・シュライデンと動物学者テオドール・シュワンによって提唱されました。彼らは、植物と動物の組織を顕微鏡で観察し、すべての生物は細胞から構成されていることを発見しました。

細胞は、生命活動の最小単位と考えられています。細胞には、膜、細胞質、核などの基本的な構造があり、それぞれが重要な役割を果たしています。膜は細胞内外を隔て、物質の出入りを制御します。細胞質は、細胞の主要な構成要素であり、様々な化学反応が起こります。核は、遺伝情報を含むDNAを保持しています。

しかし、全ての生命体が細胞で構成されているわけではありません。ウイルスは、細胞を持たない非細胞生物です。ウイルスは、遺伝情報とタンパク質の殻からなる非常に小さな粒子です。細胞に侵入して増殖し、細胞を破壊することがあります。

また、プリオンと呼ばれる感染性タンパク質も、細胞を持たない病原体です。プリオンは、脳の神経細胞に蓄積し、変性性疾患を引き起こします。

このように、ほとんどの生物は細胞から構成されていますが、細胞を持たない生物も存在します。しかし、細胞は生命活動にとって非常に重要であり、細胞説は生物学の理解において重要な役割を果たしています。

以下、細胞を持つ生物と細胞を持たない生物の例をいくつか挙げます。

細胞を持つ生物

  • 動物: ヒト、犬、猫、鳥、魚など
  • 植物: 木、草、花など
  • 菌類: キノコ、カビなど
  • 原生生物: アメーバ、ゾウリムシ、ミドリムシなど

細胞を持たない生物

バッファー機構

恒に同じ状態を維持しようとする機構で、ホメオスタシスとも言われます。生物はこういった機構があるので、生物内部はエントロピーの法則に反しています。地球環境もバッファー機構を持ち、生物はその機構の中心にいます。地球自体を生命と見る人もいます。

代謝

物質の入れ替えメカニズム

有機化学

細胞膜:生命現象は膜で区切られます。それはエントロピーの法則からも言えます。幕を持たないウィルスは一般的には生物とみなされません。

ウイルス - Wikipedia

恒常性 - Wikipedia

分解されない有機

地上の生物は有機物で出来ている。なので、200℃でも酸素で分解します。私たちは空気にはO2があると思っていますが、O2は植物が2酸化炭素を分解してできます。それによって肺呼吸が出来るようになりました。それまで、大気に酸素がなければ有機質の分解はずっと高い温度であったと思います。大気の歴史は生命にとって非常に重要です。

ハビタブルゾーンは地球の生物を基にした概念です。そういった概念を見つめ直す必要があるかもしれません。

地球の大気 - Wikipedia

生命の起源:『化学進化』は海底地下でおこった!-高... | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-

ハビタブルゾーン - Wikipedia

さいごに

私は開業歯科医でしたが、歯学部で学位を取得し、66歳で倒れるまでは、大学の医局に所属し、学会で発表もしていました。ですから、研究者であり、歯学博士です。開業医に学位取得者の数は多いですが、学会で発表している人はごく少数です。

歯学と言うものは歯およびその関連組織など通じて生を追求する学問です。ほとんど全ての学問の目的も「生」を追求する事です。ただ、多くの場合、深く細かく追求しているので、「生」の認識がおろそかになっています。

ここでは、生体の、その内部をエントロピーの法則に反するシステムがあり、そのための役割を担っているのが膜という事を説明しました。当たり前のことですが、忘れがちのことだと思います。

エントロピー - Wikipedia