日米金利差の計算
金利と為替
先週は株価が下落し、3万7千円を割り込みましたが、37,068.35円で7千円を確保して終了しました。土日の先物取引もほとんど上昇していませんでした。今日の月曜日には、37,438.61円と1%程度回復しました。1月からの急激な株価上昇に対する調整なのか、と考えられます。
最近、物価上昇が話題になり、日米の金利差も問題視されています。そこで、債券などの購入を検討する際の参考として、日米金利差をシミュレーションする表計算を作成しました。
4列目に計算式がある。
- A4=A3+1
- B4=B3*(1+B$2)
- C4=C3*(1+C$2)
- D4=C4*E$2
- E4=B4/C4
D列では、ドルで預けた預金が円に戻した時の金額を示し、E列はその為替レート(1ドルあたりの円の価値)です。
1年後に1ドルが149.44円以上になれば、円をドルに換算する方が有利です。
円金利とドル金利はそれぞれ、10年債の現在の金利です。日本円(¥)から米ドル($)へ、またはその逆の両替時のレートは金融機関によって異なります。
2列目は実勢に応じて入力し直せば、後は自動的に計算されます。10年債の金利を参照しているため、10年後に1ドルが107.60円以上になれば、米国債で運用したほうが高くなります。
日本円から米ドルへの需要が高まり、円安が起こります。