ほとんどの人が、表計算(スプレッドシート)ではエクセルを使っていると思いますが、表計算のアイデアはマイクロソフト社が作ったわけではありません。私は同社が非常に商売が上手で、アメリカ政府と癒着して、敵対勢力を無くしていると思っています。なので、なるべく同社製品を使わないようにしています。
同社を設立し、長く経営してきたビルゲーツ氏は、時として慈善家の顔を見せますが、多くの人々はマイクロソフト社の犠牲者だと思います。ビルゲーツ氏は、人の足を強く踏みつつも、その人に対して誤っているわけです。慈善事業は顧客を増やすためかもしれません。
表計算の関数は様々ありますが、復習も兼ねてまとめてみましたので、アップします。Excelの関数を扱っているサイトはいくつもありますが、ほとんどは他の表計算ソフトでも利用可能です。ここでは、日頃私がよく使っているものをまとめました。
関数は与えられた値に基づいて結果を返す仕組みです。
表計算ソフトウェアでは、結果を得るためには通常、関数名に値を与えます。値が1つの場合は「結果 = 関数名(値)」と表記されますし、値が複数ある場合は「結果 = 関数名(値1, 値2, 値3, ...)」と表されます。値を持たない関数(例: row関数)の場合は、単に「結果 = 関数名()」となります。
表計算ソフトウェアでは、さまざまな種類の関数が提供されており、以下のように分類されます:
- データベース
- 日付時間
- 財務
- 統計
- 数学
- 情報
- 行列
- テキスト
- 表計算
- 論理
- アドイン
アドインはユーザーが作ることが出来ます。
LibreOffice Calcは、スプレッドシートアプリケーションであり、Excelと同様の機能を提供しています。以下は、LibreOffice Calcでよく使用されるいくつかの関数と、それらを使用する方法の概要です。
-
SUM(合計): 複数のセルの値を合計します。たとえば、A1からA10までのセルの値を合計するには、
=SUM(A1:A10)
と入力します。 -
AVERAGE(平均): 複数のセルの平均値を計算します。たとえば、A1からA10までのセルの平均値を求めるには、
=AVERAGE(A1:A10)
と入力します。 -
IF(条件分岐): 条件に応じて結果を返します。たとえば、A1の値が10以上の場合は"OK"、そうでない場合は"NG"を返す場合、
=IF(A1>=10, "OK", "NG")
と入力します。 -
VLOOKUP(垂直検索): 指定された値を検索し、対応する行の特定の列から値を返します。
=VLOOKUP(検索値, 検索範囲, 返り値の列, [範囲の指定方法])
という形式です。 -
INDEX-MATCH(インデックス-マッチ): INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて使用し、検索条件に一致するセルの値を返します。
=INDEX(検索範囲, MATCH(検索条件, 検索対象, [検索の種類]))
という形式です。
これらの関数は、通常、fxボタンをクリックして関数ウィザードを開き、関数を選択および設定することで使用します。関数ウィザードは、関数の詳細な説明やパラメーターの入力を提供します。Excelと同様に、LibreOffice Calcも数多くの組み込み関数を提供しており、これらの関数はさまざまな数値処理やデータ分析のニーズに応えることができます。
必須で覚えるべき関数7選 | |
関数 | 機能 |
SUM | 数値を合計する |
AVERAGE | 数値を平均する |
IF | 条件分岐をつける |
VLOOKUP | 表示させたい値を検索する |
COUNTIF | 条件に合うデータの個数を数える |
SUMIF | 条件に合う数値を合計する |
TODAY | 今日の日付を入力する |
業務でよく使う関数27選 | |
関数 | 機能 |
SUMIF | 条件に合う数値を合計する |
AVERAGE | 数値を平均する |
IF | 条件分岐をつける |
AND、OR | かつ条件、または条件をつける |
IFERROR | エラー時の表示を指定する |
VLOOKUP | 表示させたい値を検索する |
COUNTA | データの個数を数える |
COUNTIF | 条件に合うデータの個数を数える |
ROUND | 数値を四捨五入 |
TODAY | 今日の日付を入力する |
LEN | 文字数を数える |
LEFT | 文字列の左を*文字 |
RIGHT | 文字列の左を*文字 |
MID | 文字列を切り取る |
CONCAT | 文字列同士を結合する |
YEAR | 日付データからを抽出する |
MONTH | 日付データから月を抽出する |
DAY | 日付データから日を抽出する |
DATE | 数値から日付データを作成する |
TEXT | 値の書式を変更する |
ROW | 列番号を表示する |
以下はいくつかの式と結果である。
以下が内容です。
関数 | 式の例 | 結果 | 基準1 | 基準2 | ||
LEFT | “=LEFT(D2,2) | ABC | 12 | ABCDEFGHIJK | ||
RIGHY | "=RIGHT(D2,4) | HIJK | 45 | 123456789 | ||
MID | “=MID(E2,6,2) | FG | 2 | AQTH | ||
SUM | “=SUM(D5:D8) | 46 | 6 | dbg | ||
AVERAGE | “=AVERAGE(D5:D8) | 11.5 | 12 | AchHi | ||
IF | "=IF(E6>E8,E4,E3) | 123456789 | 13 | QityIa | ||
TODAY | “=TODAY() | 3月5日 | 15 | JfyCkdg | ||
VLOOKUP | "=VLOOKUP(C10,$D$2:$E$12,2,0) | 13Zdq | 1 | 13Zdq | ||
tips------------------------------------
下記に一行おきにセルに色を付けて見やすくするtipsを載せます。他にも色々応用できると思います。
上場銘柄とコード番号の表に色を付けます。
aに1行足し、図のようにmod関数で列番号を2で割り、割り余りをみます。
それの答えだけにし、貼り付けます。具体的には[shift]+[ctr]+[v]
です。
a行で並べ替え、0の所にセル色を点けます。
c行(最初にコード順)再度並べ替えで1行ごとに色がつきました。
時々1行ごとに色付けして見やすくした表があります。
20列以上であればこういった方法がいいと思います。