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「サピエンス全史」の年表

はじめに

『サピエンス全史』はユヴァル・ノア・ハラリが書いた歴史書で、人類の進化から現代社会に至るまでの歴史を解説した本です。この本で提示される主要な出来事や時代を年表形式にまとめました。

サピエンス全史 年表

時期 出来事 主なテーマ
約135億年前 ビッグバンが発生。宇宙が誕生。 宇宙の起源
約45億年前 地球が形成される。 地球の起源
約38億年前 最初の生命体が出現。 生命の誕生
約250万年前 ホモ属が登場(ホモ・ハビリスなど)。 人類の進化の始まり
約20万年前 ホモ・サピエンス(現生人類)がアフリカで誕生。 認知革命前の人類
約7万年前 認知革命:複雑な言語と抽象的思考が可能になる。 想像上の共同体や文化の形成
約4万年前 ヨーロッパやアジアに進出。クロマニョン人が洞窟壁画を描く。 芸術や文化の発展
約1万2000年前 農業革命:農耕と牧畜が始まる。 定住生活の開始と社会階層の形成
紀元前3100年頃 メソポタミアで最初の文字が発明される(楔形文字)。 記録と官僚制度の発展
紀元前1000年頃 ユダヤ教が成立(初期の一神教の例)。 宗教と倫理の進化
紀元1世紀 キリスト教が成立。 一神教の普及
紀元622年 イスラム教が成立。 一神教の多様性
16世紀 科学革命:地動説や近代科学が登場。 科学的探求の加速
18世紀 産業革命蒸気機関や工業化が進展。 資本主義と都市化
20世紀 グローバリゼーション:通信、交通、経済の一体化。 現代社会の形成
21世紀 バイオテクノロジー人工知能の発展。 ホモ・サピエンスの未来

 

おわりに

ホモサピエンスにとって火を使いだしたことと言語を得たことが世界制覇の源泉だったと思います。言語を得るためには抽象化する能力が要ります。言語化すれば、2・3桁デター量が減ります。減れば処理速度が上がります。処理速度が上がると言うことは、知能が上がるという事です。現在、言語を持っていない種族は発見されていません。

言語には抽象化が必要です。例えば、「赤色」と言っても葉が紅葉した場合も、夕焼けの空だったり、花の色であったりします。日本語では「赤色」と言う抽象的な言葉があります。

ピダハン語 - Wikipedia

ピダハン族の言語と思考。今、この瞬間にしか生きていな民族【c】|ミライノシテン

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